かけがえのない一瞬

三輪亮介の日常ブログです。ここでは仕事の近況・日々の想いなどを綴りたいと思います。

2022-01-01から1年間の記事一覧

本気

満足できるものとは程遠かったが 自分が最後に自分に納得するために やれるだけのことをやる 拍手が起こらないカーテンコールで 胸を張れるかが重要だ 開き直りではなく受け入れる覚悟が 胸に生まれているかが重要だ 真面目か遊び人かは重要ではない 本気か…

ミニミュージカル『白雪姫』公演

広報かしわ:最新号令和4年10月1日号(1658号)より 20年続いた児童センターミュージカルの後継?として、今回、有志でミニミュージカル『白雪姫』を作りました。小さい子でも楽しめるように、たくさん工夫をしたので、ぜひ親子で楽しんでご覧頂ければと思い…

連載ネーム

今年2022年6月から、ある週刊連載のネームを担当させてもらっている。 2019年10月〜2021年7月の間にも、あるゲームアプリのストーリー漫画のネームを一部担当させてもらっていたのだけれど、純粋なストーリーマンガの連載は、実は初めてのことなんだと、最近…

血豆

ねえ 僕には何ができるだろう 誰かの命を救えるような手も 誰かに夢を与えるような足も 誰かを包み込めるような背もない 何もできないくせに 何かができるようになりたくて 必死で練習したのは“鉄棒”だった 血豆が潰れて 大事な試合のときに 鉄棒から落ちて…

星に願いを

果てがない意識の中に 一筋の光が見える まるで闇夜に浮かぶ月のよう それでも晴れない明日の空に どこまで僕は待てるだろう 信じられるだろう みんなに向けられながら 誰にも向けられていない 天気予報のように 待つのにも才能がいる 走ることに才能がある…

途中下車

私の背中に 翼はあるだろうか あっただろうか 跳んで 跳んで 私は私になる 車窓に映る景色は 毎日同じなのに それを見つめる私の顔は その日その日で違う 考えて考えすぎると 面倒くさくなってしまう 離してしまいたくなる その価値をわかっているのに その…

【予告】EverClass 2nd Season 第3回「子どもたちと遊ぼう」

第3回「子どもたちと遊ぼう」予告 Ever Class Season2第3回「子供たちと遊ぼう!」が開催!開催日時:6/25(土)13:00〜16:00@明光義塾大津ヶ丘教室前の広場 持ち物:子供たちと遊びたいもの(例:バドミントン) 沢山のアンケートのご協力ありがとうございまし…

WATER STANDのススメ【2022年版】

今日は、ウォータースタンドを2年使ってみて、本当にオススメだと思えたので、【紹介特典】付けてご紹介したいと思います。みんなでお得に使いましょう! waterstand.jp 紹介者コードは記事の最後にあります。 WATER STAND 【ナノシリーズ メイト】 (1)ウ…

新しい朝に開く双葉

命を燃やす話を聴くと 僕はいま 燃えているだろうか 夢中で生きているだろうか あの頃の自分に負けないくらいの 大人になれているだろうか いくつもの自問が 心にふつふつと生まれてくる 悲しみの淵を歩く人がいると 砂場の縁石の上を 俯きながら ずっと歩い…

春が来る

春が来る 結局出せなかった手紙も いつか読まなくなってしまった本も どうしても思い出せない映画の結末も そのまま そのまま 僕らは歩く 3月の風の中を 日差しと風に肩を揺らす草花たち 歌なんか流れていないのに 何かに合わせるように 鼻歌なんか歌ってし…

Ever Class 〜Season2〜 新規メンバー募集

Ever Class Season 2 Ever Class Season2の新メンバーを受け付けています! 何かをやりたいと感じている方、就職活動に向けて何をやればいいいのかわからない方、自分自身を成長させたい方、お金に換えられない時間を一緒に過ごしませんか!? Ever Classと…

戦争が起きている

戦争が起きている。 最近の僕たちは、世界を指先でスクロールしながら、人々の死や苦悩を知った気になっている。「爆撃」「原爆」「死者」・・、別のタブでは「脱毛」や「投資」「買いたい服」なんかを開きながら。愛用しているSNSに通知が来たら、すぐにそ…

「後悔」の裏側

戦いを終えた戦士が 冬の終わりに泣いた 誰のためだった 何のためだった こぼれ落ちた涙は 誰に向けて書いたのかわからない 夏休みの読書感想文のように 誰にも どこにも 行く宛がない 戦車のような勇気と 裸のような勇気と その時々で使う勇気は違うのに わ…

今日も風が吹く

たとえば今日の朝焼けを 僕らは地図のように記すことはできない たとえば今日の気持ちを 僕らは写真のように残すことはできない 薄らいでゆくもの 移ろいゆくもの 流れゆくもの そういうものに僕らは囲まれている そういうものを僕らは掴みたがっている 風が…

魚座の孤独

すべての時間を 何に使うのか 何のために使うのか 誰のために使うのか 使ったあとにどうするのか 時間は決して戻らない 時間は消える そして時間は消していく だから写真を撮る 絵を描く 音楽を聴く 話をする 話を聴く 大きな波の流れに抗うように 僕たちは…

時代

「時」は僕らの意思に関係なく川のように淀みなく流れていくが「時代」は川のように自然と流れるものではない人が作るものだ他人同士の各々の意志と意志の錯綜の中に偶発的に しかし必然的に築き上げられるものだ「1950年代に生まれたかった」そう 高校生の…

SNSが苦手な人

SNSが苦手な人っている。僕もそうだ。 「マンガ家なら絶対にやったほうがいい!」 先輩作家たちにも、ものすごく薦められるし、事実、やったほうがいい。「いいね」の数はモチベーションに繋がるし、コメントは賛否ともにリフレクションにもなる。企業の目に…

広告マンガ家はどのような人に向いているのか

2021が終わり、2022が始まった。僕にとって30代最後の年だ。 「マンガ家になりたい」と思ったのは、中学3年生の春、『ラフ』(あだち充先生)を読んだときだった。「絵で食っていく」とほんのり心に決めたのは、高校生の頃だった。覚悟を決めたのは、会社を…