かけがえのない一瞬

三輪亮介の日常ブログです。ここでは仕事の近況・日々の想いなどを綴りたいと思います。

自分のことのように眺める景色があるように

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今年も、「わくドキ」の季節がやってきた。児童センターが主催する、小学生対象の夏の大人気イベント、「夜のわくわくドキドキ体験」だ。若い18〜20代前半のスタッフと、カレー作り・レクリエーション・肝試しなどを一緒にやる。

3年前、職員主導から、企画から運営まで青年スタッフ主導に移行した。
当日だけヘルプで若者が「参加」するのではなく、事前準備から若者が当事者意識を持って「企画・運営」することで、横のつながりを強化し、企画やコミュニケーションの質を底上げすることを狙っている。
実際、去年の出来は最高の仕上がりを見せた。

18日は、その第3回MTGだった。
各班のTTに基づいて、1つ1つ、実際にシミュレートしてみる。
体系移動のスムース化、ルール説明の明瞭化、備品の最適化など、企画の実現性を高める努力を地道に重ねる。

きっと、そんな景色に、人は集まるのだと思う。

誰かが誰かのために、大切な時間を使って、作ってくれたものがある。
それはもう、誰かのものではなく、僕らのものだ。
よりいいものに、より形あるものに、1人でも多くの人が喜んでくれるものにしていこう。
ほめられたらうれしい。ダメだったらくやしい。
それは、それが僕らのものだからだ。

月を見上げたり、夕陽を見送ったり、
自分のことのように眺める景色があるように、
今、隣にいる仲間を見よう。

僕らもまた、誰かが見ている景色の一つだから。
「きれいだ」と言ってもらえるような景色になろう。

きっと、そんな景色に、人は集まるのだと思う。