かけがえのない一瞬

三輪亮介の日常ブログです。ここでは仕事の近況・日々の想いなどを綴りたいと思います。

ただ、いる。寄り添う。

「青年スタッフ 3カ月の活動報告」

本日、児童センターにて「青年スタッフ」に関する、この3カ月の振り返りがありました。
当初、僕1人だった青年スタッフも、今では7人!!だいぶ子ども達にも浸透してきたようです。うれしっ(*^^)v
スタッフ来館日は各々違うので、こうやって一同に集まってゆっくり話すのは初めてのこと。同じように子ども達と関わっていても、僕らが感じることは一人ひとり違う。自分では気づかないこともたくさん発見できました。みんなすごい!ちなみに、スタッフはみんな現役大学生です!

■青年スタッフとは・・・
柏市の児童育成課が推進しているもので、地域における、小学校高学年~中高生くらいの子ども達の「居場所づくり」を目的として発足。(詳しくは2011年2月8日の記事へ

結論から言えば、この施策の効果は上々♪
若いスタッフ(僕も含みますよ~)は、子ども達の人気者(僕も含みますよ~)!!
小学生は勿論、中学生とだって仲良くなっちゃいますヽ(^o^)丿

難しいのは、2つ。
(1)そもそも、青年スタッフ自体を集めること。ボランティアをしてくれる大学生へのリーチが難しい。
(2)状況を見極めて子どもと関わること。企画で子ども達を集めるのではなく、子ども達の営みを尊重したコミュニケーションの難しさ

さて、それを踏まえたうえで、3カ月を振り返っていきました~。
みんなすごい意見出してくれて、目から鱗(゜o゜)!!

(1)やりがいを感じたことは??
(⇒青年スタッフ募集広告を作る際の、コアターゲットへの訴求内容を考える)
・子ども側を尊重したアクションを、自分で考えてアウトプットする面白さ。
・試行したものがその場で直に返ってくるので、PDCAサイクルが速く、自分の成長を感じられる。
・行くたびに、知り合いの子どもが増えていくのがうれしい。
・多くの子どもの名前を覚えて、そしてまた、自分の名前を呼んでもらえるときがうれしい。
・就活中なので、子ども達とかかわることで心が和む。
・素直に子どもにかかわれて面白い。
・企画型のボランティア活動とは違い、より日常の中で継続的に会うことでより深い関係性を実感できる。

(2)迷ったこと・悩んだことは??
(⇒共有・解消することで、円滑なスタッフ活動を考える)
・子ども同士が遊んでいる中に、自分がいつ入っていくかが難しい。
・子ども同士のグループ間の軋轢。スタッフを1人占めしたいという子どもの気持ち。
・叱っていいのかわからない。また、叱るべきことなのかの線引きが難しい。

いや~、すごいですね~。勉強になります<m(__)m>
これを元に、職員の方々からアドバイスを頂いたり、みんなで意見交換をしました。みんないろんなことを考えて子どもと接してくれているんですね~!感じるって、とても大事。
これを活かして、もっともっと良い方向に向かっていけばいいな。きっといける。

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僕らは、先生でもなければ、親でもない。
それが、逆にとてもいい距離感と、コミュニケーションを生み出せているのだと思う。
目指すものが不透明。学力を上げるためでもなく、運動能力を伸ばすためでもない。
ただ、いる。寄り添う。
話して、遊んで、笑う。
人が心から笑うために必要なものは、社会的資格なんかじゃない。
大人も子どもも同じ。
必要なのは居場所。
心から笑える居場所。
きっと、そう。