かけがえのない一瞬

三輪亮介の日常ブログです。ここでは仕事の近況・日々の想いなどを綴りたいと思います。

パフ⑤

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4回目の練習終了。今日は、Aグループ、ちっちゃか隊は、『勇気100%』の振付を早くも覚えてしまいました。短い時間でこんなに上手に踊れるようになってしまうんですね。スゴイ☆


それは、何個でも、なんでもいい。

子ども達が日に日に楽しそうに、または上手になっていく姿を見るのは、なによりもうれしい。
それだけで満足してしまう。
この児童センターミュージカルの本番は3月18日(日)なわけだけど、僕の本番は、この練習、1回1回のような気がする。劇作りの楽しさ、人と人とのつながり、新しい友だちができること、誰のために頑張るのか考えること、仲間への感謝の気持ち、できないことができるようになったときの嬉しさ・・・。
そんな、子ども達がいろんなことを感じる場面を作ること、きっかけを与えること。
それが僕の役割なんだと思う。
すべてすべてを学んでほしいと思っているわけじゃなくて、僕が散りばめた幾つかのものの中で、自分がピンときたものをキャッチしてくれれば、それは、何個でも、なんでもいい。

小さな何かを拾って、首を傾げて、じっと眺めて、考えて。
振ったり、投げたり、においを嗅いで、考えて。
何かに気付いたり、発見したら、満面の笑みで、言葉にして、伝えて。

そんな瞬間に出会えることが、なによりもうれしい。

下記の詩は、3月公演を震災の影響で迎えることができないまま、引っ越してしまった子どもが、新しい学校で書いてくれたものです。たくさんの人を感動させ、市で賞をいただいたそうです。とっても素敵な詩だったので、ご紹介したいと思います。


―円じん―

「後かいしないように、全力でいこう。」
「おう。」

足をふんばり、かたを組む
おなかの底から声を出す
みんなの思いが うでから通じる
みんなと全力を出す児童センターミュージカル
引っこしで できなくなる

その円じんのくれるゆう気は
いつでも どこでも 同じゆう気
だから どこでもだいじょうぶ
ぼくに とても大きなゆう気をくれる