かけがえのない一瞬

三輪亮介の日常ブログです。ここでは仕事の近況・日々の想いなどを綴りたいと思います。

BLUE・BLUE・BLUE(後篇)④

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青の章・完結

後篇の仕上げ作業が完了しました。
左の画像はラストシーンです。
頑張った感が絵から伝わるような・・・。
大変でした。。。

なんとか持ち直した後篇

前篇で苦しんだ作品でしたが、後篇はなんとか持ち直していい締めくくりになっていると思います。
最後は梅雨が明けて夏の入道雲が広がる様子。
あー、ホント梅雨入りしてしまいましたね。早く明けないかなぁ。

最後まで出ない美幸の顔

この作品のヒロインの「美幸」の顔は結局最後まで出てきません。なぜ?なぜ??
ん~・・・この「いつか僕らがグレーになる頃に」という作品、基本的には3人の少年の回想録として描こうとしています。今回は小学校5年生~中学校1年生まで。彼らは小学校5年生のときのたった3カ月しか共に時間を過ごしていないんです。もちろん、そんな短い時間だからこそ、輝いていたのだと思うんだけど、実際2年も顔を見ていないと霞んでいくのはしょうがない。僕も当時、そんな経験ありました。
だから、直樹の中の美幸はもう美化されすぎてて、実際の顔なんてもうはっきりとは思いだせていないんです。
そんな理由から、今回は美幸の顔を敢えて出さずに描いてみました。
ただ、次回作の『ひまわり』では、美幸と従姉弟関係にある純司が主人公のお話なんで、当然、美幸の顔はくっきりと描く予定です。

空って、キレイだなぁ。

この物語の季節が梅雨ということもあって、きれいな空のショットは最後の2ページしか描いていません。でもその2枚のショットをいざ最後に写真を加工してトーン化してみると・・・なんともきれいな空!
やっぱり、白黒でも空って青いんですよね。本当に空ってすごい。色を感じられるもん。

とりあえず、終わった!!あとは印刷して最終チェック!!
ワールドカップ、ワールドカップ