2017-04-03 ゲシュタルト崩壊 散文詩 僕に見えているのは 「君」という「カタマリ」 でも本当は 「誰かを想う優しさ」 「夢中になってしまう瞳」 「甲高く笑う声」 「凝ってしまう背中」 「短気なところ」 1つ1つの「要素」が集まって 「君」は構成されている その「1つの要素」だけを見つめ続けてしまうと ときに「君」という「カタマリ」は分解していって もう僕の知らない人になってしまう ケンカの時って そんなゲシュタルト崩壊みたいなもんじゃないか