2017-03-23 洗面所 散文詩 身体が硬い今日の 背中を押して明日へ伸ばそう 右手を上げたら 左手を上げる天の邪鬼さ 両手に溜めたお水をかけよう おはよう 滴りを許す ほんのひと時 どんなに願っても あるとき止まってしまった身長で のん気に伸びているヒゲを そっとさすってやる 大丈夫か 大丈夫 いけるか いける 両手で頬を叩いたら 僕はもう僕で どうしようもなく僕で どこまでも僕で 明日も僕で 僕に おはよう