かけがえのない一瞬

三輪亮介の日常ブログです。ここでは仕事の近況・日々の想いなどを綴りたいと思います。

パフ、終焉。

本日、『PUFF the Magic DRAGON~きみにあえて、うれしい。~』が、無事、終焉を迎えることができました。
参加者を始め、協力してくれた方々、そして今日、観に来てくれた人達。
ぜんぶぜんぶ、みんなのおかげです。
本当にありがとうございました<m(__)m>pekopeko

うれしいことがたくさんありました。
まず、いつも欠かさず観に来てくれる人、久しぶりの友人たち。
教育実習時代の生徒や、会社時代の営業先でお世話になった方が、遥々遠方から足を運んでくださったこと。
卒業生たちが、「再来年戻ってきます」と言ってくれたこと。
大学生たちがウェルカムミュージックで、オケを披露してくれたこと。
小さい子たちが、僕の強面に慣れてきてくれたこと。
泣いてくれたこと。笑ってくれたこと。
数え切れなくて、数じゃなくて、風みたいだった。

もちろん、反省すべき点はたくさんあるので、11月の再演に向けて、また頑張りたいと思います。

ベストを尽くせ!
それが「出会い」を「奇跡」に変える力だ!

台本が出来上がってから、劇中のこの台詞をずっと考えていました。
ベストを尽くすことで、「出会い」が「奇跡」に変わるって、一体どういうことなんだろう。
紘子さんは、何を想ってこの台詞を書いたんだろう。
それは、必然的にそこにあるものなのに、なんて呼んだらいいか僕は知らなかったんです。
でも、その答は、既に台本の一番最初に記されていたんです。

物語の主人公ケンタは、パフために、勇敢に敵に立ち向かい、ベストを尽くします。
それに対して、パフは台詞はこう続きます。
「ありがとう、ケンタ。僕のために…。君にあえて、本当に嬉しいよ。」

―きみにあえて、うれしい。

この台本のサブタイトルです。
そう思える瞬間に、ただの「出会い」が、ただの「出会い」じゃなくなるんです。
出会った誰かのために、ベストを尽くす。
その互いの確固たる信頼関係が、大きな力となって、きっと「奇跡」は生まれるんだと思います。

「奇跡」なんて言葉、アニメの世界だけだと思うかもしれないけど、
そんなことないんです。

だって、毎年、ここでは奇跡が起きているんだから。

きみたちにあえて、うれしい。

そう、思えるんだから。

 

きみたちにあえて、うれしい。