かけがえのない一瞬

三輪亮介の日常ブログです。ここでは仕事の近況・日々の想いなどを綴りたいと思います。

2019年3月26日『マンガでわかる伝説の新人』発売

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マンガでわかる伝説の新人


2019年3月26日『マンガでわかる伝説の新人』が発売となります。

 

原作は『伝説の新人』著:紫垣樹郎/小宮謙一(集英社

若手ビジネスパーソンの必読の1冊としてロングセラーを続けています。本作品はそれをコミカライズしたもので、この度その作画を僕が担当させて頂きました。

前作の、『マンガでわかる多動力』の男のバディ感とは対照的に、ビジネスマンガ王道の女性新入社員の成長物語になっていますが、これまでにないエッセンスが盛り込まれていると思うので、お楽しみ頂けたら幸いです。

 

支えてくれた方々、本当ありがとうございました。

そして、トーン貼りに駆けつけてくれた親友にSpecial Thanksを贈ります。本当に本当にありがとう!

是非、手にとって頂ければと思います。
よろしくお願い致します。

 

マンガでわかる伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人はここが違う!

マンガでわかる伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人はここが違う!

 

 

 

あなたが文章を書き続ける理由

今日もたくさんの文字で世界は満ち満ちている。

新聞、雑誌、ブログ、SNS・・。

ビジネスや目的を持って書いている方もいる一方で、趣味や日記のような感覚で文字を起こしている人もたくさんいる。

僕の周りにも、判を押したような日常の繰り返しに、どうにかなりそうなその気持ちを、どこにも行けないその気持ちを、どうしようもなく文章にぶつけている人が何人かいる。

ある一人は、「なぜ書くのだろう」とい自問に、

「何かが変わるかもしれないから」と自答した。

その「何か」は、「自分」かもしれないし、「周り」や「環境」かもしれない。

そしてその変わるかもしれないというXデーは、誰も知らない「いつか」だ。

 

そう考えると、パソコンに打ち込まれた自分の文章の拙さに泣けてきたと言う。

まとまりのない文章。浅はかな意見。正解なんてないのに、自分の文章が合っているか不安になる(文法的にも、構成的にも、内容的にも)。

 

それでも書き続けるのは、

「これしか希望がないから」だと言う。

 

「書いていれば、いつかきっと誰かが、何かが救ってくれる」

そう思って今日も書いているのだと言う。

 

 

 


思う。


きれいな文章じゃなくていいし、まとまりがなくてもいい。

そんなものより、いつだって人の心を揺さぶってきたのは、

「どうしようもない衝動」や「嘘偽りのない純粋な何か」、「歌詞にもならない叫び」のようなものだったはずだ。

 

誰かの役に立たなくてもいい。

目的なんか持たなくたっていい。

立派な文章でなくてもいい。

誰かのためになんか書かなくてもいい。

 

書かずにはいられないその衝動は、いつか消えてなくなってしまうもの。

だからこそ、今とても価値のあるもの。

世界に絶望しながら立ち尽くすことは容易い。

それでも止まることなく書き続ける、歩み続けるあなたはすごい。

言葉にならなかったら、思いきり叫べばいい。

 

誰も知らない、いつかの自分のために。

 

大丈夫。

 

思いきり、書いてほしい。

あけましておめでとうございます2019

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年賀状2019

2018はとにかく働かせてもらったという印象です。

ようやく独り立ちできるようになりました。本当にありがたいことです。

とても忙しくなったことはうれしい悲鳴なのだけれど、その分、人に会う時間がなくて、それはそれで淋しくもあり、そんな気持ちを年賀状に込めてみました。

年賀状に使った女の子とウサギは、LINEスタンプでも活躍してくれている「りんことピンタ」です!

store.line.me

2019年は、仕事はもちろん頑張りますが、忙しくならないうちにみんなに会いに行きたいです。

今年も何卒よろしくお願いいたします!





自分自身を信じるしかないんだ

やめてしまえば

それまでなのだから



by ジャマール



NHKハイビジョンスペシャル『トップ・デザイナーはこう育てられる』(初回放送2001年)。
アントワープ王立芸術アカデミー・ファッション科。世界中から集まった
クリエイターの若者たち、その創作に打ち込む姿を密着取材した番組だ。
入学者は60名ほどで、進級試験でふるいにかけられ、卒業できるのはほんの1割程度。
技術不足に苦しむ者、自分の独創性を探す者、皆、先が見えない中で、ただ毎日自分を見つめ、同時に手を動かしてゆく。止まって考える時間はないのだ。
何が正解かわからなくなる。そもそも正解などないのかもしれない。
でも、どこかで自分を納得させなくては、その道は
歩いていくにはあまりにも果てがなさすぎるように思える。

そんな取材の中、ある一人の若者が、インタビュアーに語った言葉。

「自分自身を信じるしかないんだ

 やめてしまえば 
 それまでなのだから」

作業をしながら番組を流していた僕の目を留まらせたのは、
この「やめてしまえば」という表現だった。

「あきらめてしまえば夢は終わる」ではなく、
「やめてしまえばそれまでなのだから」。

「あきらめる」とか「あきらめない」とかの「気持ち」が先立つのではなく、
「やめる」か「やめない」かという「行動」が、重要だということだ。
そして、その果てない道を歩み続けるためには、「自分を信じる」しかないということだ。

そして、この言葉を、まさに彼は自分の作品に向かいながら、手を動かしながら話していたのだ。

そうだと思う。
僕らは手を止めたら、もう何もその先には生まれない。
その瞬間に止まる。

「手を動かせ
 拠り所がないことなんてない
 あなた自身が何よりの拠り所だ」

そんなふうに聴こえた。
正解も何もない中で、不思議と「これだ!」と思える瞬間がある。
手を動かそう。
やめてしまえばそれまでなのだから。

けれど空は青

みんなで同じようなことをしても

君ひとりだけ

いつも先生に指をさされていてね
 


みんながサッカーボールを追いかけ始めたとき

君ひとりだけ

トランペットを鳴らしていて


 
みんなでディズニーランドに行ったとき

君ひとりだけ

足の骨を折って行けなかった
 


そういえば

みんなが同じ中学校に上がるときだって

君ひとりだけ

隣町に引っ越してしまったっけ
 


思えばいつも

僕らはみんな 同じ電車に乗っていたけど

君ひとりだけ

途中で降りてしまったり

戻ってくるときはいつも

傷だらけになって乗り込んできた
 


君はいつもどこか

ここではないどこかを目指していて

いつも僕の

11ヶ月先を生きていた
 


そんな君に憧れて

何度も僕は途中下車を繰り返してみた

いろんな場所に行って いろんな人に会って

そうして旅から戻ってみると

僕ひとりだけ

みんなから取り残されてしまっていてね

そんなとき

君ひとりだけ

僕の隣で静かに影を伸ばしてくれたっけな


 
だから僕は 夕暮れが嫌いじゃないんだよ
 




ねぇ 
 


本当は君の影が眩しかったんだよ
 



いいことも わるいことも

「君ひとりだけ」が多すぎて

きっと神様が

何か君に特別に与えているとしか思えないくらい

君は特別な存在


 
時折 足元が覚束なくても

歩いてきたでしょう

自分なりのまっすぐで
 


時折 誰かに裏切られても

それでもまた人を信じて生きているでしょう

自分なりのまっすぐで
 


僕らはいつでも胸を張って生きることは

難しかったかもしれないけれど

胸を張って振り返ることができる

時間があること 道があること
 


それは他の誰にも塗り替えることのできない空

君だけの空 君ひとりだけの空

たとえ長い嵐の夜が君の胸の中にあっても

もしも涙で瞼閉じても

けれど空は 空は青
 


Dear my close friend

Happy Birthday



3月1日『マンガ多動力』発売



ついに昨日3月1日より『マンガ多動力』が発売です。
従来のビジネスマンガとは何か違うエッセンスを入れられたらいいな、と思って描かせていただきました。喜んでもらえたらうれしいです。

堀江貴文「忙しいビジネスパーソンほどマンガを読め!」マンガ版「多動力」登場